春遠からじ

冬の日々

こんにちは! みどりンです。

大寒も過ぎ、後は春の訪れを待つばかりですね。

タイトル写真は、早咲きの桜の枝です。残雪を背景に固い蕾を付け始めています。普通の桜、ソメイヨシノなどは蕾には程遠くて、枝にトゲがつき始めたくらいです。

では、サクラより早く咲くとされる梅の花は、どうでしょうか。見てみましょう。

ピンクの花🌺をつける品種の梅は、赤みのある蕾が膨らんでいます。

白梅の蕾は白い色がはっきり見えてきました。

これらの梅は、梅の実を収穫するための梅畑で育てられています。

花を観賞するための品種である紅梅や八重咲の梅は、近隣の梅畑にはありません。よそのお宅の庭で見かけることもありますが、この辺りの梅の木のほとんどは、梅の実を収穫するための品種です。

梅の実を収穫するには、枝葉を剪定してお世話する必要があります。年末年始のあわただしい時期、梅畑の持ち主のご老人が黙々と剪定をされていました。

間もなくやって来る、開花にむけての準備です。枝が伸びっぱなしだと、収穫に適さない木になってしまうのですね。

ピンクの梅の足元には、薄紅色の枝が切り落とされています。

白梅の足元には薄緑色の枝が。

この品種は、「青軸」と思われます。名は体を表していますね。

こうして人が世話をすることで、梅の木の特徴的な形が保たれ、収穫に適した状態が維持されます。人とともに生きる、家畜のようなものですね。

でも近年、梅畑の多くが宅地になっていきます。毎年開花を楽しみにしていた、馴染みの木が切り倒されていくのを見るのは、すこし寂しいです😢

国産の梅の需要は減る一方なのでしょう。時代の流れですね。

さて余談ですが、音楽🎵好きのみどりンは、新年にはお琴を中心とした邦楽が欠かせません。某国営放送では年初、おめでたい邦楽を特集してくれます。ポチっとラジオをつければ年が改まったモードにスイッチオンです。

今年の放送では、新たな発見がありました。「ことぶきくらべ」という筝曲が流れたのですが、解説で「題材は浦島太郎」とのこと。浦島太郎と言えば、遊び呆けた末に約束を破って玉手箱をあけて老人になったという、悲しい😢お話と思っていました。

ところが、「老人になる」=「長寿」なのでおめでたい🎉との解釈だそうです。

う~ん、究極のプラス思考。す、すごいわ~(;’∀’)

これくらいの前向きな気持ちで、今年は行きたいなあと思いました。

そんなこんなで、寒さに負けず元気にいきましょう。もうすぐ春ですよ~🎵

では、また!

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