トンボはどこに

夏の日々

こんにちは、みどりンです。

7月から9月にかけて近くの水田でよく見かけるのが、この水色のトンボ。シオカラトンボの仲間です。

まるで海辺の生き物のような名前ですが、淡水の池や湖、水田などに生息します。

夏の水辺で見かけるトンボは、和柄の題材としてよく使われますよね。

水辺の生き物ゆえに「涼しさ」を連想させて好まれてきたのでしょう。

みどりンも子供のころ、トンボ柄の浴衣を着た記憶があります。今年は浴衣を着て盆踊りや花火を見に出かけることもなく少し寂しいけれど、トンボは例年通り姿を見せて季節を伝えてくれています。

みどりンは夏になると、トンボが描かれたこんなハンカチを愛用しています。何となく涼やかさを感じるところが好きです。

トンボは形が特徴的なので、図柄にもしやすかったのでしょうね。

同じく夏の水辺の昆虫仲間でもホタルなどは、絵にしたら一目でホタルらしさをアピールするのが難しそうです。

一方で、トンボといえば赤トンボを思いうかべる方も多いのではないでしょうか。

(^^♪ 夕焼け小焼けの赤とんぼ~

のメロディーとともに、秋を連想させますね。

さらに、赤トンボって山に飛んでるイメージもあります。実際みどりンも、一番多くの赤トンボの群れを見たのは、山に登った時でした。平地ではないんですね。でもトンボの幼虫のヤゴは水の生き物です。ちょっと不思議に思って調べてみました。

赤トンボもシオカラトンボと同様に、6月から7月ごろに水辺のある平地で羽化します。ですがなんと、それから山の方に移動するのだそうです。渡り鳥みたいですね!

その後、9月ごろに平地に戻って来るとのこと。ああ、だから赤トンボは秋の初めの風物詩なんですね。やっと納得できました。

今のところはこの赤トンボ、近隣ではちらほら見かけただけでカメラにおさめる事はまだ出来ていません。秋が近づけば、もっと見られるのでしょうか。楽しみに待ちましょう(^^♪

今年は夏祭りや花火大会などのイベントも中止が多かったですね。トンボ柄の浴衣を着た子供たちのはしゃぐ姿も見られず、静かな夏となりました。

それでも私たちの都合に関係なく、季節は同じように巡っていきます。

ひととき人間界の喧騒から切り離された今、ゆっくりと自然の恵みに向き合えるチャンスととらえて行きたいと思います。

では、また!

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