こんにちは!みどりンです。
朝晩ようやく涼しくなってきました。
冷房を切って窓を開けると、虫の声に秋の訪れが感じられます。
日本の初秋を彩る萩(ハギ)の花。
薄紫の控えめな小さな花をつける、野趣あふれる草花です。
この花を見ると、秋が来たんだなあと思います。
西洋の花々と違い、日本の花たちは自然に溶け込んだ、情緒あるたたずまいをしていますね。日本の花なのだから、日本の風景に合うのは当たりまえと言えば当たり前。
そんなハギの花に、新しい種類を見つけました。
でも最初はハギとは思わず、それどころ花が咲いているのにも気づきませんでした。
ただでさえハギの花は小さくて可憐ですが、ヌスビトハギの花はさらに小さいです。その代わりにつける花の数は多いので、遠目に観ると「なんか、あの辺りが白っぽいな」となります。
近づいて名前を知り、「これもハギなんだ!」とやっと分かりました。
この名の由来は「葉の形が、盗人の足あとのようだから」とのこと。
足あと👣ですって?
うん、見比べてみましょう。
まず花が大きめの普通のハギの葉っぱは、どうか?
細長くとがった形で、足あとには程遠いですね。
では、ヌスビトハギの葉っぱは、どうか?
うん、ヌスビトハギの葉の方が丸みを帯びて、足形に近いと言えば近いですね。普通のハギの葉はとんがっていて、足形というよりハイヒール👠のつま先です。
個人的には、竹藪のような薄暗い所にひっそりと生えるから名付けられたのかな、なんて思います。確かに竹林をバックに、薄暗い中に生い茂る姿は、ちょっと怪しげな雰囲気です。
まだまだ名も知らない花が、世の中にはたくさんあります。この秋も新しい出会いを期待して、散策に出かけることにいたしましょう。
ではまた👋
みどりンでした!