やはり野に置け、コスモスも

秋の日々

こんにちは!みどりンです。

秋の桜、コスモスが風に揺れる季節になりました🌸🌸🌸

「やはり野に置け れんげそう」という有名なフレーズがあります。

意味は、何事もそれ自身にふさわしい環境に置くのがよいというたとえです。レンゲソウであれば、この花は野に咲くのが似つかわしく、野に咲くからこそ美しく見えるという事ですね。このフレーズは今や諺として認識されていますが、もとは滝野瓢水という俳人の「手に取るな やはり野に置け蓮華草」に由来するそうです。

近年は人造の花畑が観光地などに多く見られます。自生地とは異なり、観光客を集めるために、花などを人工的に植えられたものです。夏場のスキー場などを花いっぱいで埋め尽くして観光客を集めたり、公園にしつらえた大規模な花壇のような花畑もあります。

私も何年か前に、スキー場を利用したコスモス園を訪れました。見渡す限りの一面のコスモス、それはそれで見事なものでした。でも、そうした人口のコスモス園を見るたびに、先のフレーズが心に浮かびます。ちょっと言い換えて、こんな感じでしょうか。

やはり野に置け、コスモスも

近年は整備されたコスモス園があちこちに見られるようになっています。園芸のプロが手を入れた観光用のコスモス畑の花は整然としてブレがなく、とても綺麗です。でも、コスモスと聞いて心に自然に浮かんでくる風景は違います。

空き地や畑、田んぼの横で、わさわさと風に揺れているコスモスの一群。

気の向くままに無造作に生い茂って、咲き乱れる自由気ままな姿。秋風に好き勝手に揺れて、心地よい解放感を感じさせます。

コスモス園という額縁の中に置かれて花だけが観賞されるのではなく、人の営みの近くにあって、秋の暮らしの中の風物詩として一部になっている。

そんなさりげないコスモスのある人里の風景も、良いものですね。実際、以前のコスモスは長い間、野原の花のように認識され来たように思います。誰が最初に種をまいたか知らないけど、一度咲いたら毎年同じ場所になんとなく群生していた。半ば野生に近く、野原の草花に近いイメージがあります。

そんな、人里のそこかしこに咲くコスモスたちの姿を集めてみました。

さて撮影の裏話ですが、コスモスの花には大量の蜂がブンブン群がっていることも多かったです。花の数だけ蜂がいるような感じで、長居できないこともよくありました。あまり多く群がっている時は近づけず、そこまでの写真は撮れていませんが(;^_^A

皆さんも秋の散策の時は、蜂にお気を付けくださいね。 綺麗な花に見とれて、蜂の縄張りを見落として近づきすぎませんように👀

では、また👋 みどりンでした!

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